世間を騒がせているこの件について、
特に思い入れもないけど憤ることはあって、
筆を取ることにしました。

今回の騒動を見るにつけて思い出されるのは、
小室哲哉氏の昔の一件。

その時ボクが思ったことは以前ここに書きました
ある部分同じでしょ?

マスゴミもレコード会社も評論家も持ち上げるだけ持ち上げて、
騒ぐだけ騒いで、その騒ぎ(評価)を一般の人も鵜呑みにして。

音楽を純粋に聞いて心をうたれたり、
曲を好きになったりしたのならそれでいい。

マスゴミや評論家の言うことがきっかけであったとしても、
曲そのものを心から好きになったのならそれでいい。

でも、こういった事態が明るみに出たと同時に、
一気に手のひらを返したような扱いになるってどういうこと?

そりゃ、今回佐村河内なる輩がやったことはとんでもないことだし、
人権を蹂躙しているし、それこそ犯罪もんでしょ?
それに新垣氏だって、18年もの間苦しかったと思うし、
同情しないこともないけど、ご自分が言うようにある意味“共犯者”でしょ。

だからと言って、世に出た音楽まで否定するってどうなの?
盗作じゃないんだから。
“ストーリー”があったからかもしれないけど、
ある程度の規模の人たちには受け入れられていたんだから。

それを全否定するなんてことおかしい。
特にマスゴミは自らの低レベルさを露見しているようなもん。
相変わらず馬鹿ばかりだね。

本当に音楽が好きな人は、作曲家とその人を好きになるかもしれないけど、
それ以前に曲があるんだよ。
曲を好きになったり、好きにはならなかったり。
“曲ありき”なんだよ。
そこが分からない人には今回の騒動については、一面しか語れないと思う。

リンクを読む時間の無い方もいると思うので、前に書いた一節を。


今回の件で頭にくるのは、散々小室哲哉の音楽に熱狂し、
彼の音楽に良い思い出を沢山もらった人達が、
手のひらを返したように、彼のことを悪く言うこと。

やったことは犯罪だし、がっかりしてしまった気持ちは分かるけど、
音楽の持つ価値は変わらないでしょう。


もちろん今回、佐村河内守なる輩がやったことは
小室さんの件とは比べものにならないくらい酷いことであり、
弁明の余地もないものであることは間違いないから事情は違う。

でも、彼らが世に出した曲が今後どのようになっていくのか分からないけど、
音楽って尊いものだと思う。それ自体が存在であり、純粋なものだと思う。

それが分からない人は、今後また同じようなことが起こった時も、
同じように右往左往して、騒ぐんだろうな。

言いたいのはそれだけ。